スミレヤッコ

飼育成功のポイントは餌付けと混泳にあり

スミレヤッコは海水水槽では人気があるヤッコですが、飼育難易度は高い生体です。
採取地はフィリピン、沖縄などで採取され個体が流通しています。
初心者が飼育購入するにはこれから説明するポイントを理解して飼育に挑戦してください。

スミレヤッコ餌付けは必ず隔離ケースを利用してください

• 隔離ケース ビッグフィッシュハウス

スミレヤッコは気の強い種類ではないために、水槽にほかの海水魚がいる場合は威圧されストレスを受けます。気の弱い種類の海水魚は必ず隔離ケースを利用してください。
水槽に入れた日にほかの魚に攻撃されると餌付けの難易度は大きく上昇します。
冷凍餌・乾燥餌を食べ始めても安心せずに、1ヵ月程度は隔離ケース内で飼育することをおすすめします。

スミレヤッコ餌付けにご用意いただきたい餌

• キョーリン冷凍餌クリーンブラインシュリンプ
• キョーリン冷凍餌ビタクリンベビーブライン

スミレヤッコの餌付けでは冷凍餌をご準備ください。乾燥餌で餌付けするよりも食いつく確率高くなりおすすめです。2種類の冷凍餌は大きさが違い、ビタクリンベビーブラインで餌付けをはじめてください。
エサに反応しない場合は、クリーンブラインシュリンプと交互にあたえて餌であることをまずは認識させましょう。

シマヤッコ・ニシキヤッコなどのほかの魚との混泳

スミレヤッコとほかの魚との混泳を目指す方も多いと思います。しかし、ヤッコの混泳は喧嘩と縄張り争いによるストレスが原因で難易度が高い飼育スタイルになります。

第一関門である餌付けを、上記の餌付け方法で解決できれば寝床になる隠れる場所をたくさん用意してあげれば実現可能です。

生息地の潮流の関係で流通時期にシーズンがあります

スミレヤッコはフィリピン北部の都市アパリから船を出し採取されています。4月から10月の期間でダイバーがアパリに移動して採取されているため、シーズン期間外で採取される個体は高額になります。